摂食障害は小児期の疾患のなかでも致死率も高く、慢性化しがちな疾患です。
身体的治療、社会心理的治療双方が必要なり、難治例では一施設では完結しづらく疾患のため、ネットワークの中での縦横の連携が必要です。
コロナ禍で摂食障害の入院も全国的にも増えているとうデータもあり、昨年、小児科の福山先生と、子どものこころ診療部の公家先生が音頭をとり長野県内の摂食障害をみている医療機関を中心に研究会が発足しました。
今回はその第3回目となりますが、残念ながらオンラインのみの開催で事例検討会はできませんでしたが、県内各地から参加者がありました。
長らく成人期の摂食障害に取り組まれてこられた長野赤十字病院精神科の横山先生にお話しいただきました。
摂食障害の方は食事に誘われたりするときにどうやって断ろうかというような苦労があること、また医師や栄養士、心理士などの専門職を目指し、実際に成人期に活躍している方が多く、それは良いことなのではないかという話が印象的でした。
その後、各医療機関の現状を情報交換をして終了となりました。
コメント