受診を希望される方へ

受診を希望される方へ

当診療部に受診をお考えの方へ:

外来診療は、初診再診ともに完全予約制です。予約は電話のみとなっております。メールや手紙等の予約を受けておりません。新規受診に関するお問い合わせを多くいただいておりますが、医療機関の特性上、原則として診療対象者は長野県内の15歳までの方で、地域の医療機関等からの紹介のある方に限らせていただいておりますことをあらかじめご了承ください。

受診予約済みの方へ:

初診時問診票はこちら PDF版Word版


医療機関の方へ:

当診療部では、入院治療も行っております。入院治療を検討される場合は、主治医またはソーシャルワーカーから当診療部に別途ご相談ください。

新患の予約が込み合っており実際の診察までにお時間がかかる状況ですが、電話での相談の上、緊急度、必要度に応じて順次ご案内させていただいております。

1.予約

保護者からお電話をいただき、外来看護師が受診までの流れを説明いたします。予約をお取りする際には、外来看護師がお電話で症状の経過を伺います。多くの場合、予約から受診までに待機期間があることをご了承ください。緊急性があると判断された場合には医師と相談し、早めに受診できるように配慮します。

初診日(各日1件)
 月曜日・水曜日  8時半~12時  
 

電話番号 0263-37-3381(子どものこころ診療部)
電話受付時間:平日15時~16時30分

お子様の氏名・年齢・学年・連絡先(自宅・携帯)・受診理由・紹介元医療機関を確認させていただきます。
また、信州大学病院の受診カードがある方は、患者番号を確認しますので、お手元にご用意ください。

2.初診

問診票、予診
受診前に問診票や各種チェックリストへのご記入をおねがいしています。
(問診票はページ上部にあるリンクからダウンロードできます)
ご了承を頂いた方に関しては研修中の医師が予診を取らせていただくことがあります。

診察(主治医)
 本人、保護者等への経過の問診と現症等から現在おこっていることを診立てます。行動問題や精神症状を呈している子どもの病態水準と心理的発達水準を評価し、それを元に治療法を決定します。

診察後
知能検査や各種心理検査を臨床心理士に依頼しておこなう場合があります。

3.再診

再診は各主治医毎に予約制で実施します。
間隔は週1回~3ヶ月に1回など、状態や処方の有無などに応じて様々ですが、通常、情緒障害なら2週間~1ヶ月に1回、発達障害なら1~6ヶ月に1回です。
児童の状態が安定し支援体制が整えば地域の先生方にフォローをお願いしています。
また高校年代以降も継続診療が必要な方は15歳〜20歳の間に適宜、成人の精神科へ移行をお願いしています。

個人精神療法

児童期患者の場合、言語理解、表現力の未熟性や、両価的心性のため、個々に併せた柔軟な対応が必要です。非言語的な要素は大きな影響を持ちます。

親ガイダンス、親カウンセリング

発達障害はガイダンス中心となります。受診時には親子関係が悪循環を呈し、親自身も情緒不安定になっていることが多く、支持的な対応が必要です。また必要なケースには親への各種情報提供や支援、学校との情報交換もおこないます。当院内外のペアトレや家族会、家族教室などへの参加もご紹介することもあります。

(※予約診察時間外での支援会議等への参加は医師面談料をいただいております。)

作業療法、心理療法、入院治療、グループ療法

状態に応じて入院による治療を薦めさせていただいたり、リハビリテーション(外来作業療法)や心理士による検査、面接(カウンセリング)、グループ療法(家族教室やアンガーマネジメントプログラム等)を並行して行う場合もあります。

*親自身に精神科的治療が必要な場合は成人の外来へご紹介させていただきます。
*親子を同席で面接するか分離して面接をするかは適宜選択しています。

信州大学医学部子どものこころの発達医学教室
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